夢の島公園に行ってきた
気兼ねなくカメラを取り出して撮影できる場所を求めて、例のごとくGoogleマップを徘徊していたところ夢の島公園を見つけました。
夢の島というとゴミ捨て場であるということは小学校のときにリサイクルという概念と共に習った記憶があります。
ですが、その夢の島が今は公園であるということは知りませんでした。さらに言えば、新木場駅が夢の島にある駅だということを知りませんでした。
今でもごみ処理施設があり、ゴミ捨て場の機能がありますが、昔のように埋め立てたりはしていません。
周辺環境への配慮がなされており、とても清潔感がありました。

第五福竜丸展示館
最初に行こうと思ったのはこちらではなく、夢の島熱帯植物園なのですが興味が湧いたので寄ってきました(無料でしたし)。


第五福竜丸という単語もきっと小学生か中学生のことに聞いたと思います。
ビキニ環礁で水爆実験の被害を受けた船ということは知っていましたが、どんな時期にどのくらいの距離で、被害を受けた後にどうなったかということは記憶にありませんでした。
第五福竜丸展示館はそんな第五福竜丸が辿った歴史を後世に残すための施設です。

どうして夢の島公園にあるのかという疑問が湧く方もいらっしゃるかと思いますが、その答えは第五福竜丸が最終的に夢の島に捨てられたからです。
捨てられそうになっていたところ、新聞への投稿などの第五福竜丸が受けた被害を忘れられないための活動を実施し、このような展示館の開設へと繋げたそうです。
最近、核抑止についての過激な発言が波紋を呼んでいましたが、このような過去の被害を忘れてはいけないなと再確認することができました。


船体は大きくて持っていったレンズ(NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR)では収まりきらなかったので、こういう形で撮りました。
予定になかったので持っていきませんでしたが、広角レンズが欲しい場面でした。
ビン玉と延縄というものが写っていますが、これらはマグロ漁をする際に使用されたものです。
マグロ延縄漁と呼ばれ、ビン玉は浮き、ひと繋ぎになっている延縄には餌を付けて海に投げ込みます。
そして2〜3時間後に一気に引き上げて釣り上げるという方法です。

こちらはシンチレーション・カウンターといい、環境中の放射線粒子を検出するための装置です。
時代が時代なので、装置も大掛かりです。こういったところでも技術の発展というものが感じられていいです。

第五福竜丸のエンジンは別の船に付け替えられて使われていましたが、その船が座礁後沈没したことで失われます。
しかし、1996年に引き上げられて、東京都へ贈呈されました。
船乗るのは酔うので嫌いですが、エンジンみたいなパーツはワクワクします。
また、この写真については絞って全体にピントを合わせるようにするんだったと反省しています。(ここでも広角レンズが欲しいと思っていました)
おわりに
主目的ではなかったですが、立ち寄って良かったと思います。
関連する事柄として原爆の被爆者の方々がそろそろいなくなってしまうということが展示中に書かれていました。
実際に使われて被害にあった方がいるからこそ、実験回数や保有数が減っていったという現在があると思います。
そういった過去の出来事が忘れられてしまえば、きっとまた使われる日が来るのでしょう。
特になにかアクションを起こすわけではないですが、こういう出来事があったということを覚えておくのも大切だと思わせてもらいました。